2月は旧暦では1年の始まりとされています。そのため、お清めの意味を持つ「豆まき」という風習が生まれました。 豆まきは、季節の変わり目に起こりがちな病気や災害を鬼に見立て、それを追い払う儀式で、新年の幸せを願う行事が現在も日本各地で大切にされています。
三寒四温:「三寒四温」とは、冬の時期に寒い日が3日くらい続くと、そのあとに暖かい日が4日続くという意味で、寒暖の周期を表しています。もともと中国で、冬の気候を表す言葉として用いられていました。日本では、早春になると低気圧と高気圧が交互にやってきて、周期的な気温の変化を繰り返すことが多くなります。 このような季節の変わり目は、温度差に対応しきれず自律神経が乱れ、免疫力が低下して体調不良を起こしやすくなります。 予防のポイント ◆体を温める食事をとりましょう:ねぎ、たまねぎ、かぶ、かぼちゃ、にんじんなど ◆βカロテンで鼻やのどの粘膜強化:小松菜、ほうれん草、にんじん、かぼちゃなど ◆腸内環境を整えて免疫力アップ:納豆やヨーグルトなどの発酵食品など
菜の花:春に花が咲く菜の花は、花が咲く前のつぼみや若葉を食べます。鮮やかな緑色が特徴で、特有のほろ苦さがあります。 〇菜の花の栄養価:カロテン、ビタミンC、カルシウムなど 〇おすすめの料理:ごまマヨ和え、卵とじ炒め、煮浸しなど
春野菜の特徴は、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、疲労回復に効果的。 春先に多い皮膚や粘膜のトラブルの解消、便秘予防にも役立ちます。積極的に食べて、体調管理を万全にしましょう。 また、春野菜特有の苦味も特徴。 春野菜は害虫から身を守るために苦み成分(植物性アルカロイド)が含まれるものが多く、この苦み成分が老廃物の排出や新陳代謝の促進に役立つとも言われています。
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